こんにちは。前回からの続き、寝かしつけについてです。
今回は背中スイッチについて書いていきたいと思います。
3人の子どもの夜泣きに悩み、一人目の夜泣きがひどいあまりに、
保健所等にも過去相談したくらいで、体調も崩しました…。
同じような思いをされている方の参考になればと思い、
今回ご紹介したいと思います。
さすがに睡眠命(子どもを産んで気づかされました。)な私なんかでも、
3人目の育児の最後の方になると、もう寝られないのが普通になってしまい、
日中働いていてもめまいや寝不足間が半端なく…。
それが当たり前になって慣れていました。
しかし無理は禁物だなぁと、後になって実感します。
今回はそんな我が家が、実際に使用した
寝かしつけアイテムもご紹介したいと思います。
まず、背中スイッチとは?!→眠っている赤ちゃんをだっこしていたり、
ベビーカーやチャイルドシートで眠っていたりする赤ちゃんを、
平な布団やベッドに置こうとすると、なぜか泣いて起きるという現象…。
経験がある!という方は多いのではないでしょうか??
前回の胎内での様子に通ずるところなのですが、
赤ちゃんは胎内にいるとき、羊膜に包まれて、
背中を丸めて足と手を曲げてコンパクトに収まっています。
この状態で、胎内で起きたり、眠ったりを繰り返しているのです。
ずばり背中スイッチは、その感覚が生まれてからも残っていると言えます。
(私たち大人でも毛布に包まれると安心しますね。
私自身もその時の名残かなぁとたまに考えながら眠りにつきます。)
そしてこれも不思議なのですが、
赤ちゃんは、動いている乗り物の中等ではすやすや眠るという現象。
NHKでもこの原理について紹介されていました。
この原理によると…
赤ちゃんは胎内で動いているママと共に過ごしていました。
この感覚と同じで、
一定のリズムで5分間止まらずに赤ちゃんを抱っこし歩き続けると、
似たような状況を作り、赤ちゃんは泣き止むというものです。
(早く歩かなくていいそうです。
コツはゆっくりでも、淡々と止まらず歩き続けることだそうです。)
だからチャイルドシートやベビーカー、抱っこ紐の中ではよく眠るのですね…。
このように、原理を理解して、実際にその状況を再現してあげるというのが、
寝かしつけの対策になります。
アイテムを使わずとも、それを再現しているのがプロの保育士さんたちです。
色々なお子さん方を保育されていて、
慣れているところも大きいかと思いますが、ちょっとした技が隠れています。
よく保育士さん達がされているのが、
抱っこして寝た赤ちゃんをすぐにはベッドには置きません。
しっかり寝入った事を確認してから降ろします。
この降ろすときがポイントで、
抱っこしたままお腹をすぐに離さないで、
赤ちゃんを自分の胸・お腹あたりに密着させたまま、ベッドに降ろします。
背中を優しくトントンしながら降ろすのも良いですね。
そうしながら降ろし、
降ろしたあとも赤ちゃんの身体と自分の身体を密着させ続けます。
↓
(この時親御さんはちょっときつい体勢ですが…。)
そして眠ったなと確認してから少しづつ身体を離します。
これで眠ってくれたら成功です。原理を使ったちょっとした技です。
それでも赤ちゃんが起きたときは、今のやり方を繰り返します。
我が家の子どもや、保育園のお子さんもそうでしたが、
大体どのお子さんもこの過程を数回くらい繰り返せば眠る事が多いと思います。
大変ですけどね…。
ご家庭では簡単に使えて、実用性があるものを選択できるかと思います。
では、参考程度にどうぞ。
我が家で3人を育てたお助けアイテムは、前回ご紹介した
〇おくるみガーゼ
そして今回ご紹介する
〇ベビービョルンのメッシュバウンサー
〇おやすみたまご
というCカーブを保てるクッションです。
私も後から気づきましたが、
どのアイテムも共通しているのが、
先ほど解説した、
胎内での背中の丸まりを再現する姿勢が作れるというところです。
〇ベビービョルンのバウンサーは暑がりな赤ちゃんの為に
メッシュバージョンが販売されていて、
我が家ではかなり役に立ったアイテムです。
↓
泣く赤ちゃんをバウンサーに乗せてゆらゆら押してあげるにも良いですし、
少し月齢が上がると、自分の動きでゆらゆら揺れますので
(泣いているときも動くので揺れて、泣き止むという現象もたまにありました。)
長く重宝していました。
次に
〇おやすみたまごは、
そのクッションに赤ちゃんを寝せると、
胎内での姿勢を再現したCカーブを作ることができるクッションです。
↓
落ち着いて眠ってくれる事がありました。
背中が暑くならないように、メッシュの布も取り付け可能となっていました。
そして赤ちゃん自身に使わなくても、
授乳のときに授乳クッションとしても使えました。
そして後々は大人も枕として使っていた事も…。
いかがでしょうか?
このように、現代では知っていれば大活躍するアイテムがたくさんあります。
中にはそうでもないアイテムもありました。
ここは赤ちゃんの体格や性格、ママの志向によっても変わると思います。
実際に使わないと分からないところもありますが、
今回の記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
また利用についてはご自身の責任と管理の下、
正しい使い方をするようにしてくださいね。
今回はここまでです。お読みいただきありがとうございました。
なおメール相談についても受け付けています。
興味のあるかたはメール相談の記事ページよりどうぞ。
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