この記事では、限られた時間の中で子どもたちと楽しく過ごすためのアイデアや、時間管理の工夫についてご紹介します。
家庭でできる!子どもたちと楽しむGWの過ごし方

1. 室内遊びで体力を発散
外に出られない日でも、室内で体を動かす遊びを取り入れることで、子どもたちのエネルギーを発散させることができます。例えば、リビングに簡易的な障害物コースを作ったり、ダンスやヨガの動画を一緒に見ながら体を動かすのも楽しいですね。
2. 親子で料理に挑戦
GWは普段忙しくてできないことに挑戦するチャンスです。子どもたちと一緒に簡単な料理を作ることで、食育にもつながります。ピザやおにぎりなど、子どもたちが自分で作れるメニューを選ぶと、楽しみながら学べます。
3. 手作りアートで創造力を育む
紙や色鉛筆、シールなどを使って、親子でアート作品を作るのもおすすめです。子どもたちの創造力を引き出し、完成した作品を飾ることで、達成感を味わうことができます。
時間管理の工夫で、子どもたちの生活リズムを整える

1. 任天堂スイッチの使用時間を管理
私の家庭では、ゲーム時間を決めて、学校の宿題や習い事の宿題が終わってから
ゲームをするという約束をしています。
最近、任天堂スイッチのアプリを私の携帯に入れると、
使用している時間が見られることに気付きました。
これにより、子どもたちのゲーム時間を可視化し、適切な時間管理ができるようになりました。
2. キッチンタイマーを活用
ゲーム時間や勉強時間の管理には、キッチンタイマーを活用しています。
タイマーの音で時間の区切りを知らせることで、子どもたちが次の行動に移りやすくなります。
特に、発達障害のお子さんには、視覚的・聴覚的に時間の区切りを理解する手助けとなります。
3. 砂時計の使用
聴覚過敏のお子さんには、キッチンタイマーの音が気になる場合があります。(わが子がそうでした。)
そのような場合には、砂時計を使用するのも一つの方法です。
砂時計の砂が落ちる様子を見ながら、時間の流れを視覚的に理解することができます。
発達障害のお子さんへの時間管理の工夫

発達障害のお子さんは、時間の概念を理解するのが難しい場合があります。
しかし、時間管理のスキルは、日常生活をスムーズに送るために重要です。
1. 視覚的な時間管理ツールの導入
視覚的に時間の流れを理解できるツールを導入することで、時間の概念を学ぶ手助けとなります。
例えば、時間割表やスケジュールボードを使って、1日の予定を視覚的に示すことが効果的です。
2. 小さなステップでの練習
時間管理のスキルは、少しずつ練習していくことが大切です。
最初は、5分間のタイマーを使って、短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。
3. 成功体験を積み重ねる
時間管理ができたときには、しっかりと褒めてあげましょう。
成功体験を積み重ねることで、自己肯定感が高まり、次への意欲につながります。
小学生になる前に身につけたい時間管理のスキル

1. 時計の読み方を練習
時計の読み方を練習することで、時間の感覚を養うことができます。
最初は、アナログ時計を使って、時間の読み方を教えると良いでしょう。
2. 1日のスケジュールを立てる
1日のスケジュールを立てることで、時間の使い方を意識することができます。
朝起きる時間、学校に行く時間、遊ぶ時間などを決めて、実際にその通りに行動してみましょう。
3. 時間を守る習慣をつける
時間を守る習慣をつけることで、生活にメリハリが生まれます。
例えば、決まった時間に寝る、起きる、食事をするなど、規則正しい生活を心がけましょう。
まとめ:GWを有意義に過ごすために

家の中で過ごす時間が多いGWだからこそ、
「時間の使い方」「自分で行動をコントロールする力」を養うチャンスでもあります。
とくに、時間の使い方については、小学校生活やその先の社会生活でも必ず必要になるスキルです。
ゲームの時間、勉強の時間、休憩の時間を区切るだけでも、
子ども自身が「切り替える力」を少しずつ身につけていくことができます。
また、発達特性を持つお子さんにとっては、こうした視覚的な工夫(タイマーや砂時計など)は、
生活の中での「わかりやすさ」を増すことにつながり、安心感をもたらします。
保護者が主導で時間の流れを「見える化」してあげることは、
信頼関係を築くうえでもとても大切なアプローチです。
今できることから、少しずつ取り入れてみましょう

- 今日は1時間だけゲームするルールにしてみる
- 宿題の際に、5分だけタイマーで集中してみる
- 明日の予定を子どもと一緒に紙に書いて貼ってみる
こうした小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな力になっていきます。
時間を守れたら「すごいね!」と認めてあげる。
忘れてしまったら「次はどうしようか?」と一緒に考える。
それだけでも、子どもたちの中には少しずつ「自分でやってみる」という意識が芽生えはじめます。
最後に:親子で一緒に成長できる連休に

どこかに出かけるのが「良い休日」ではありません。
親が子どものために考えて、関わって、励ましていく時間こそが、何よりの学びと安心になります。
ぜひ、今年のGWは「親子で時間の使い方を一緒に考える」そんな新しい過ごし方を
取り入れてみてはいかがでしょうか?